大人の里山応援講座 第3回、第4回を開催しました。

2017.6.26 開催報告


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<2017/6/17,6/18開催>

第3回 大人の里山応援講座 6月17日(土)

●里山プログラム体験 ~自然クラフト、フィールドワーク~

新しい参加者もお迎えして、この日はさまざまな里山プログラムを体験しました。まずは、前回に周囲を整備した場所でお茶摘み体験、ついでに採取した野草を長尾シェフの天ぷらでいただき、午後はお茶づくりに取り組みました。蒸して揉んで、水分をとばして揉んで…野性味あふれるお茶の完成です。みなさん、それぞれの味の違いに驚いていました。つづいてカモフラージュゲームと自然素材のスケッチで自然を見る目を養い、思い思いのフレームにおさめてステキな作品ができました。講座終了後、宿泊組は太子温泉で汗を流して「ぎゃらりぃ宗」へ。おしゃれな古民家で美味しい料理に花を咲かせ、焚き火のまわりで語り合って一日を締めくくりました。

●講座後の感想から
・自然観察、クラフト→ 絵心がないことを改めて痛感した。「心を蘇る」訓練的要素として楽しんだ。
・スケッチの時間。タイムスリップしたような、自分が今どこにいるのかわからなくなるような時間、子供のころに経験したあの時間を久しぶりに味わいました。
・特に印象に残ったのは安全講習で、楽しく面白いだけでなく、蜂やケガなどの危険とも隣り合わせであるので、里山を楽しみながらも安全に配慮していきたいと思いました。
・お茶作業が一番興味深かった。実際に製茶体験ができ、“手作り茶”の手間ひまを知ることができた。おいしいお茶にはワケがある!その後のきき茶会では、こんなに意識をして飲んだことがないほど、香り・味を意識してトライ。1~6番までのコップ内の茶葉は全部一緒なのに、すべて味が違っていてオドロキ!?


第4回 大人の里山応援講座 6月18日(日)

●森で使う動力機械の簡易講習 ~森林管理技術、間伐材の循環利用~

この日の内容は、みなさんお待ちかねの動力機械の簡易講習です。昨日のソフトで楽しい体験から打ってかわって、少々緊張をともなうチェーンソーの講習へ。いずれも里山を知るのに欠かせないプログラムです。西村代表のデモンストレーションで伐採の迫力を初体験し、ロープ上げに四苦八苦するうちに午前中が終了。昼休みは林業の体験談や質問がとびかい、午後はチェーンソーの安全な使い方のレクチャー後、玉切りに挑戦しました。それぞれ真剣な表情で横たわるヒノキにチェーンソーの刃を入れていきます。数回のチャレンジで1本のヒノキを玉切りし、広場に運搬したあと今度は薪割りに挑戦です。斧のひとふりでスカッと割れたり割れなかったり、一喜一憂しながらも意外にみなさん上手なようすでした。残った丸太は薪割機でラクラク加工し、本日のプログラムを終了しました。

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