学校林活動が始まりました。

2016.9.10


学校林活動が始まりました。

この活動は、地域の小学校の総合学習をサポートする、里山倶楽部がもう10年以上続けてきている活動です。

3年生は、自然と親しむ。4年生は、竹。5年生が、お米作り。6年生で樹木。と、それぞれにテーマを持って、各学年、一学期から三学期まで、年に3回(3年生は、春夏秋冬で4回)、学校や地域の農家さんと連携しながら取り組んでいます。

直近の6月20日(火)には、河内幼稚園と、河南幼稚園の子供たちの生き物とふれあう体験もサポートしました。
幼稚園児たちが、学校林に到着すると、山のおじさんたちが、生き物探しへ案内します。そして、山のお兄さんが、ミミズのお話を、手作りの紙芝居(○×クイズ)を交えて、楽しく教えてくれました。園児たちは、初めて見る、自分の顔くらい長い、シーボルトミミズの標本に、ビックリ仰天しながらも、我先にと、それを手に取り目を輝かせていました。
大人では気づかない、細かな部分にも、質問が相次ぎ、ミミズが怖い、気持ち悪い、そんな感想は誰も持たなかったと思います。

ミミズは、団粒構造の発達した、とってもいい土を作る里山の働き者。なくてはならない存在です。

生き物との最初の出会い、それは大人の声かけ一つで、ぐっと世界が違って見えます。ミミズのお兄さんのこと、出会ったミミズの大きかったこと、きっと、また目を輝かせて、お家でおしゃべりしたのではないでしょうか。疲れて眠った夢の中では、特大ミミズさんと、遊んでいたかもしれませんね(笑)

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