次回は10月14日(土)
第8回『お餅つき&田んぼのお手入れ』です。
9月30日(土)、源流米パラダイス第7回は、「脱穀&源流の森の整備』を行いました。
源流米パラダイスのもち米は、稲刈り後、はざかけにして、3週間の天日干しを行いました。
稲藁から、実だけを集め取る作業を「脱穀」と呼びます。
通常、天日干しは、よく晴れた日で、10日間。毎日晴れとも限らないので、実際には約2週間も干せば、脱穀の頃合いと言いますが、日照時間の短い谷あいの棚田とあって、念には念をの3週間。ようやくこの日を迎えることができました。
9月30日は、脱穀日和!
朝から皆で“はざ木”から稲をおろし、ハーベスターという機械にかけて、脱穀をしていきます。機械といっても、その内部の構造は、昔の足踏み式脱穀機と何ら変わらず、先人の知恵の豊かさと、現代の動力を得た仕事率とで、みるみる内に、脱穀作業は進んでいきました。機械に通しても、まだ取り切れなかった実は、その稲ばかりを寄せ集め、再度機械にかけています。
脱穀作業は、無事、午前中でほどよく完了し、午後からは、源流米の森の整備にも汗を流しました。
田んぼにとって、水は生命線。
その大切な水を育む、源流の森は、里山倶楽部が保全する、薪炭林と繋がっています。
森の手入れをすることは、そこに降った雨を、木の根が地中にしっかり蓄え、絶えずゆっくりと、水の流れを育んでいく、言い換えれば、森が荒れたり、山が崩れると、お米作りに欠かせない水の安定供給にも影響が出るというわけです。
同日は、同じ森で『里山ボランティアの日』(9/17から雨天順延)も開催されており、大人と子供、それぞれできることの役割分担で、散策道の草刈りを中心に、森の手入れを進めていきました。
いい汗を流した後のおやつは、里山で採れたばかりの茹で栗です。
あまりの美味しさに、手は止まらず、口数少なく…。
まるでカニでも食べている風でした。
旬には旬を。栗を差し入れ下さったYさん、ご馳走様でした。
<参加者のご感想>
・今年も無事に収穫できてよかった。
・脱穀も初めてだったが、機械の構造を知れてよかった。竹も腕がいいのか道具がいいのか、想像していたよりも簡単に伐れて驚いた。
・竹を伐るのが面白かった。
・お餅を食べるのが楽しみ!
・今年も無事に収穫できてよかった。
・脱穀も初めてだったが、機械の構造を知れてよかった。竹も腕がいいのか道具がいいのか、想像していたよりも簡単に伐れて驚いた。
・竹を伐るのが面白かった。
・お餅を食べるのが楽しみ!
猫の額ほどの棚田で採れた無農薬のもち米は、脱穀後で、およそ約70キロ強でした(もみ殻付き)。
日 程
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2017年10月14日(土)
※今年度定例開催の最終回です。
費 用
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1000円(昼食付き)
時 間
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10:00~15:00
※作業の進捗状況により、終了時間は若干前後することがあります。
申込方法
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NPO法人 里山倶楽部『源流米パラダイス』
- TEL&FAX:072-333-0309
- MAIL:sasayuri@satoyamaclub.org
※開催日の前日までに、参加希望人数、性別、年齢を添えてお申し込み下さい。
私が担当します