１０月１４日(土)の静かな夕刻、

「焚き火と星と 大きなクルミの木の上で☆彡」を開催しました。

クルミの木の上で？とは、ツリーイング体験で、クルミの木の上に登ってみよう！という企画。

タキギコルでは、焚き火を楽しむ穏やかな時間に、薪火で味わうおもてなしの軽食、

そして季節に合わせたエッセンスで、皆様をお迎えしています。

この日は、「いきよ！奥河内自然学校」とのコラボ企画で、“ナイトツリーイング体験”を楽しみました。

登るもよし、焚き火の傍らで過ごすもよし。

陽のある内に、まずはツリーイングの練習。

そして日暮れとともに、ほんの一時、夜の空気を一人で感じる体験と、焚き火を囲む温かな食事。少しの自己紹介にも言葉を弾ませ、時間の深まりとともに、いよいよ本番のナイトツリーイングを体験しました。

ツリーイングとは、ロープを使って木に登るアクティビティのことで、見た目はミノムシの様、上る姿は尺取虫です。ツリーイングインストラクターの谷口あに氏(「いきよ！奥河内自然学校」代表)の丁寧な指導のもと、参加者は腰にハーネス(安全帯)と頭にヘルメットを装着し、どなたも臆することなく、大きなクルミの木の上へ、ロープで上がっていきました。

大木の梢に抱かれて、気分はトトロかトムソーヤ？

夢見心地な夜の締めくくりには、焚き火の灯りに照らされながら、挽きたて竹炭珈琲と、オルガニート(手回しオルゴール)の音色にほっこり。

当初は雨予報だったこともあり、選曲は「♪雨に唄えば」、そしてジブリの「♪いつも何度でも」をお贈りしました。

当たり前の先にある非日常。

この夜の冒険はいかがだっだでしょうか。

登るもよし、見上げるもよし、それぞれの心に、そっと大きなクルミの木がその懐を貸してくれた、そんな感謝の「里山日和♪」でした。

＜参加者のご感想＞

・夜は静かで、木に登るシルエットが、すごくカワイイ。

　切り絵みたいだった。昼間も登ってみたいと思った。

　ソーセージがパリパリで、嬉しかった。

　楽しく過ごせた。有難うございました。

・有難うございました。大木の梢に上がれた初体験。

　そのあたりがどんな感じ？とずっと思っていました。

    実は、あまり人と集うのが得意ではなく、焚き火の薪を見ていても、燃え上がっているものより

    も、隅で赤くなっている所と気持ちが繋がり、仲良くなりたいと思う。オルガニートも感覚的に、

    それと近い。　オルゴールのコトコトを自分のペースで回して音を拾っていく感じ。システムは

    同じ。自分の気持ちのしっくりいく所、そういう世界感が好きなんだなーと再確認になった。

    今日は、おかげさまで、夜の梢でゆっくりさせていただいたし、貴重な体験になった。

・姉に連れられて“ツリーイング”と思って来たら、一人で歩いたり、焚き火料理や火を囲んだり、

　ツリーの木は、あんなにでっかくて、人数がぶらさがっても平気なのがすごい。来てよかった。

・炭を届けに立ち寄っただけが、参加することになりました。　火をちゃんと起こせるつもりだっ

　たのが、途中で消えてショック。オルガニートに何だかほっこり。　今日もジブリの美しい曲、

　嬉しかった。次回は、ツリーイングにも挑戦したい。

・始まる前、天気が気になってた。自分の晴れ男ぶりを再認識した。皆さん楽しんでいただいてよ

　かった。また出来たらと思う。オルガニート、木の上で聴けたらと、ちょっと頭に浮かんできた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(谷口あに)