10月2日、3日伊良湖岬中学校の同窓会に行ってきました。55年ぶりの再会にほとんどの人が初めて会ったという感覚。幹事さんから当時のクラスの集合写真をいただき、それと照合しながら挨拶するのですが、それでもなかなか思い出せない。クラスが4組あって、私はD組。担任の先生は高木先生。それら全てを忘れていました。55年の年月のブランクは想像を超えるものでした。
中学校時代の記憶と言えば二つ。
一つは野球漬けだったこと。3年生の夏の地方大会では三つの中学校が三つどもえの戦いでなかなか群大会への出場校が決まりません。伊良湖岬中学は福江中学には勝つけれど、田原中学には負ける。福江中学は田原中学には勝つけど伊良湖岬中学には負ける。田原中学は・・・・という風に1勝1敗の繰り返しが何回も続いた結果最後に我が伊良湖岬中学が勝ち上がったのでした。でも最終戦で私は3塁へ盗塁した時にベースに左手首を強くあててねんざしてしまいました。そのため大事な群大会への練習が全くできない状態が続きました。大会前日、監督の間瀬先生に、大分良くなってきたから先発メンバーに加えてくれるようお願いしました。先生もOKという事で、いつものようにレフトで1番(左投左打)に起用してくれたのです。群大会の初戦は豊川南部中学。相手のピッチャーの球の早いこと。練習不足だった私は確か全打席三振だったと思います。相手のピッチャーもすごかったが、味方のピッチャー間瀬も素晴らしい投球で0対0の投手戦が続きます。でも6回、豊川南部中学は1アウト3塁のチャンス。次打者の打ったボールは浅いレフトフライ。レフト鈴木は捕球後懸命にバックホームしたが、左手首が痛い私は山なりのボールしか投げられずやすやすとホームインを許してしまったのでした。その1点が決勝点となり、伊良湖岬中学は群大会初戦で散ってしまいました。その後聞いた話ですが、豊川南部中学は県大会に優勝したとのこと。一番厳しい試合が伊良湖岬中学との戦いだったとのこと。私にとって中学時代の苦い思い出となって今でも記憶に残っています。
二つ目は私はクラッシック音楽を聴くことが趣味なのですが、そのきっかけを作ってくれたのが中学校時代の音楽の先生「粕谷先生」です。音楽の時間、先生は生徒たちを体育館に集めて(体育館には昔のLPステレオがあった)、あるLPレコードをターンテーブルにセッティング、そっと針をおいたのです。何とそこから出てきた音は田舎者のわたしにとって想像を超える迫力ある音楽でした。ベートーベンの交響曲第5番「運命」でした。冒頭の「ジャジャジャジャーン」という運命が扉をたたくというあの有名な旋律。圧倒されました。世の中にこんな音楽があるなんて!!それからは小遣いを貯めてはバスに乗って豊橋までレコードを買いに行ったのです。以来クラシック音楽への興味は冷めることはありません。一生心に安らぎを与えてくれている音楽のきっかけを作ってくれた粕谷先生のことは忘れることができません。その先生ももうお亡くなりになってしまったとのこと。このことを同窓会に出席された高木先生にお話ししたら「それは教師冥利につきますね。一人の生徒の一生を決めたのですから。これを知った粕谷先生もさぞかし天国でお喜びになっておられるでしょうね。」
私にとって伊良湖岬中学は人生を決めてくれた大事な学び舎だったのです。
お客様の声
新生姜とても良いにおいで、茎の部分もスープにしたり、お風呂に入れたりして楽しみました。 (Tさま)
新生姜と自家製の梅酢を使って紅ショウガを作りました。無農薬のしょうがを食べるのは初めてだったのですが、とてもおいしい!夫が紅ショウガ好きなのでスーパーで買った慣行栽培の新ショウガでいつも作っているのですが、食べ比べてみると、とても薬くさいことに気づいてしまいました。いつもありがとうございます。
(Mさま)
「秋」がいっぱい詰まったセット野菜嬉しいです!!穂紫蘇、塩漬けにして早速いただきました。プチプチとした初めての食感。いい紫蘇の香りと混ざり合い、御飯が進みますね。
里芋、今日はシンプルに蒸してみました。甘みがあってホクホクでした。お月見の今日、グッドタイミングで食せて幸せです。ごぼうや栗、新生姜秋満喫です!!美味しいお野菜いつもありがとうございます。 (O様)
たまちゃんのつぶやき
今日も冷たい雨が降っています。農場はもともと田んぼだったところを畑にしているので、すぐ水がたまってしまいます。ひどいところはうねが水につかっているところもあります。根腐れしないか心配です。そんな雨の中その日の朝に収穫するのでお野菜の梱包には気をつかいます。ムレたりしないか等々。お米を天日干ししていますが、なかなか乾きそうでなくて気がかりです・・・。