<2018.10.13開催>
ワークショップ里山日和♪
『焚き火と星と 狩猟Night☆彡』のご報告です♪
週末は、野山に出掛け、季節の恵みを暮らしに楽しみ、
平日は、オフィス街でバリバリのサラリーマン。
週末猟師…もとい、週末鉄砲撃ちの國岡さんをゲストに迎えた「焚き火と星と狩猟Night☆彡」。
今年も去年に引き続き、
なぜ?どうやって?費用は?美味しい♪
狩猟に纏わる四方山話に、耳を傾けていきました。
質問攻めのその前に、山の幸でまずは腹ごしらえ。
焚き火で調理は、とれたて新米の竹筒ごはん、
自然農場のゴボウの金平と、カボチャと里芋はダッチオーブンで丸焼きに。
なすとオクラの手前味噌のお味噌汁。新生姜はそれぞれ薬味にお好みで。
メインディッシュは、國岡さんからの差し入れで、
鹿肉のどて焼きと、ローストディア、
そして春に摘んで塩漬けにされていた蕨を、
この日のために塩抜きして下さった、お出汁のしみた蕨の炊きものまで。
参加者から戴いた、芋づるのカレー粉煮も加わり、
盛り沢山の野山の恵みが、食欲の秋を彩りました。
贅沢で、どれも美味しくて、食後は竹炭焙煎珈琲と、傍らには暖かな焚き火。
今、猟師やまたぎと呼ばれる生業で暮らしを立てられている方は、
ごくごくわずか。
國岡さんは、生業としない趣味や駆除で鉄砲を持つ狩猟スタイルを、
“鉄砲うち”と仲間内では呼んでいるそうです。
様々な猟の種類、命をいただく瞬間のこと、ジビエについて、
最近の話題からは熟成肉のお話まで、
肉に纏わる四方山話、世が更け行くなか時間を惜しみ、
丁寧に応えて下さいました。
私たちは日々、命をいただき、命を繋いでいます。
肉でも、魚でも、野菜でも、
自ら仕留め収穫し、命をいただく暮らしもあれば、
だれかが収穫した命を、複数の手を経て口にする暮らしもあって。
明日の命を繋ぐために日々奮闘する私たちを、
焚き火が、凛と照らしてくれていました。
「いただきます」は、命をいただきますという感謝の言葉。
「ご馳走さま」は、調理して下さった方への感謝の言葉。
「食べる」は、明日へ命を繋ぐこと。
さて、今日は何を食べましょう。
國岡さんのお話には、命へ向き合う真摯な姿勢と、
「食べる」を楽しむ暮らしのヒントが、たくさん詰まっていました。
幸せ以外、例えようのない感謝の詰まった豊かな時間、
秋の夜長に耳を澄ました、イノシシも見守る?里山日和♪でした。
<参加者のご感想>
・ローストディアが凄く美味しかった。
・皆さんの、それぞれの面白いお話が聞けてよかった。
・何でも調理できる、料理上手になりたい。
・ちゃんとした猟の話が聞けて良かった。忍びの話が面白かった。
・同じ山の話でも、猟を通す自然はまた違っていて、
今までも、ジビエはいただいてきたが、
レバー臭かった。 今日のは全く、それがない。國岡さんのお話に納得した。
・この雰囲気、夜が寄ってくる感じ。何かを夜から受け取る。夜は寄る、いろいろ天の気を寄せる。昼は引く感じ。背後に感じる世界。
・日頃、肉は食べないが、今日は美味しくいただいた。誇りがたかってしまった身体。野生を取り戻したい。払うと忍耐。いろんな話が聞けてよかった。
・口下手なのに、「自分」というテーマをきっかけに、こっちも面白かった。命とは何なのか。
大事な質問を聴いていただけ、これからも、今まで通りやっていく。楽しいのは楽しい。(國岡さん)
日 程
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*11月以降のラインナップ*