里山と暮らす応援講座 第2回 手道具の使い方 開催しました。

2018.12.11 開催報告


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里山と暮らす応援講座 わざ編 第二回 11月4日(日)
~ 手道具の使い方と手入れ、道普請 ~

第二回は、知っているようで知らないノコギリやカマのほか、ナタや唐鍬、木槌などの構造や選び方、使い方を実践的に学びました。午前は目の前に並べられた多種類の道具に驚くことから始まり、切れ味の体験、竹の伐採作業を行って、ノコギリになじんでいきました。午後はカマ研ぎと草刈り実習、仕上げは急斜面の道普請でいろいろな道具を使ってみました。動力がなくても自分たちの手力で出来上がった小道に、みなさん満足そうな顔をされていました。

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<受講生の感想から>

道具類の使い方、見ると実際に使うとは大違いで、ナタなど力を使わずに上手に使うにはかなりの熟練が必要かと思いました。昔からある簡単な手道具でも相当なことができることがわかりました。お芋に柿、とてもおいしかったです。

今日は自然にあるものを使って簡単に道を作ることを教わりましたが、その過程の中で様々な道具が、それぞれの場面や用途に応じてあることを実感した。自分よりも高齢だったり女性だったりする人が、苦もなく作業をこなしていくのを見て、物事にはコツやセンスというものが確かにあることを目のあたりにした。

草刈りが「カマの使い方」のご指導で少しできるようになり、うれしかったです。「道づくり」は力仕事でしたが、道づくりの達人の先生の講義は楽しくお勉強になりました。

のこぎりのお話やそろえていただいた種類の多さなど頭に残ります。生えている竹を切るのも2人組みくらいで1本ずつ切りたかった!それが唯一の心残りで…。カマの研ぎ方もていねいに教えていただきありがとうございました。

今まで何も考えずに使っていたのこぎりが、用途によって様々にあること、木材を切るのと竹を切るのには全くちがう感覚があること等々、今までの無知ゆえにしんどい道具の使い方をしていたことを痛感。また竹を切るときもどうすれば倒れる方向を定められるのか等々、目からうろこの連続でした。

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