『源流米パラダイス便り』2019.Vol.1

2019.6.13


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<2019.5.11開催>IMG02636

第一回『源流米パラダイス』田植え体験

今年も里山の小さな棚田に、賑やかな季節が巡ってきました。
みんなで育む里山の棚田。
『源流米パラダイス』という形ができてからでは、今年で7年目を迎えます。

 

田植え日和。
そんな言葉がぴったりなほどのいいお天気に恵まれる中、第一回の田植え体験には、
老若男女、1歳~84歳?まで、スタッフ合わせて総勢23名の仲間が、田んぼに集ってくださいました。
(写真は、クリックすると、大きくなります♪)
この『源流米パラダイス』の活動は、〇〇体験…とうたっていても、
その“体験”は、イコール“経験”で、ご参加者はお客様であっても、イコール仲間。
一人でも多くの仲間と、稲作を経験することで、
里山の棚田を維持する知識と技術を、繋いでいっています。
イコール、体験dayは、作業day。
今年も、みんなで里山の棚田を育むべく、お天道様に見守られながら、賑やかに田植えを敢行しました。
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IMG02633山から湧き出してすぐの水が注ぎ込む棚田では、
平均水温が低く、谷合いにあることで日照時間も限られています。
そのため、ここでは周辺の田んぼよりも一月早く、
早生の品種で田植えをして、収穫は周りと同じころ。
この一か月で、日照時間をカバーします。
水温は、棚田の淵に水路を掘って、自然のソーラーシステムで、
少しでも温めてから田んぼへ引き入れ、
作付けはモチ米にして、みんなで餅つきが一年のゴール。
今年の田植えは、不思議とずいぶん捗りました。
人数的なことだけでなく、
初めて田植えをするという方も数名ある中、
やはり二年目、三年目という方々の経験が生きてきています。
去年より一枚増えて、全部で五枚となった棚田の田植えが、
「最後まで植えてしまおう!」という仲間たちの声に背中を押され、
全て無事に終わりました。
そのことに、一番驚いていたのはスタッフです。

 

お昼には、植えた稲苗が、しっかり田んぼに根を張るようにと、
タコの酢の物も食べて心は一つ(タコは吸盤があって吸い付くことから、田植えのあとの定番食)。

秋の稲刈りが楽しみです。みなさん、本当にお疲れ様でした。

第二回は、田草取り。お米の実りを左右する、とっても大切な作業です。
里山の棚田と末永くのお付き合い、来月もどうぞ宜しくお願い致します。

 

<参加者のご感想>
・苗を3本づつ、とるのが難しかった。
・子供たちが楽しんでいてよかった。
・田んぼに初めて入ったけど、素晴らしい経験ができた。
・泥に足が沈んで抜けなさそうに思っていた。
・娘が2年目にして、やっと田んぼに入ってくれた。成長がうれしい。
・子供にはいいお兄ちゃんができて、自分も楽しめて良かった。
・裸足で田んぼに入る感触、気持ちよくて良かった。
・この歳になっても初めて経験することがあるのが、嬉しい。
・今年も新しい発見があった。
・まっすぐ植えれなくて悔しい。
・4月~5月、代掻き頑張りました。来月もよろしく。一緒に頑張ります。(スタッフ)
・天候に恵まれ良かった。今後も好天がつづくといいな。(ス)

・稲刈りまでうまくいくよう、管理手伝います。(ス)

やったね~!! お疲れさま~\(^o^)/♪
やったね~!! お疲れさま~\(^o^)/♪

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