里山と暮らす応援講座 計画編 第5回 6月22日(土)
~里山保全活動 守って創って、育てて繋ぐ~
計画編の最終回は、これまでの4回の内容を踏まえた里山保全計画づくりを考えました。オープニングは自然についての原体験を絵で描いて、頭をほぐすことから始まりです。里山倶楽部のフィールドの経過や計画などを紹介したあと、実際に現地に出かけて、スギヒノキ林や薪炭林、棚田など環境ごとの管理の違いをしっかり見学しました。午後は、生き物・山林所有者・利用者などの立場になったワークショップで、計画づくりには多様な視点が必要とされることを感じていただきました。最後にご自身のフィールドを想定した計画を検討して、お互いの将来の夢を分かちあい、全5回の講座を終了しました。
<参加者の感想から>
・全体の保全か防災か、1本の木を切るにしてもそれぞれの意見が違う。でも自然環境を守ってゆきたいという思いは変わらないので、各々が意見を出し合って、違いを認めて前に進むことが大切だと思う。
・何かをはじめる、それを継続して行うにあたり、好きだからという原動力と、一緒に知恵を出し合える仲間が、この里山倶楽部にはありそうです。
・里山保全を実行するため、計画、資源(労力・お金など)継続することの重要さ難しさを知ることができました。今後は少しずつでも自分の思いを実行に移すことができるようにしたい、仲間づくりをしたいと思います。
・楽しく、またいろいろ考えさせられる講座、内容、お話で、有意義な時間を過ごさせていただきました。初体験な事柄(電動具、虫のお話)も多く、興味深々でした。