里山と暮らす応援講座 果樹編 第一回
10月6日(日)
「里山の果樹林を育てる ~桃栗三年、柿八年~」
秋の講座のテーマは「果樹編」。持尾フィールドにたくさんある果樹をいかに育てて恵みをいただけるか果樹のプロから学びます。第一回は里山全体の概論と果樹の一般知識を座学で学び、午後はさっそくフィールドに出て、柑橘・梅・栗と、それぞれの樹木をつぶさに観察しました。山口講師の知識の豊富さについていくのがせいいっぱい、と思いつつ、楽しくわかりやすい説明に、みなさんどんどん引き込まれていきました。今後の具体的な技術学習がたいへん楽しみになった一日でした。
●みなさんの感想から
・里山について…今回、少しだけしか見ていないと思いますが、通常見ている他の里山がどれくらい荒れているかが、少しわかったような気がします。
・フィールドでレクチャーを受けながら、次回の予定を立てながら、木々を見てまわることは今までになく良かったです。
・実家の栗が甘くなくなってきていましたので、その改良策が聞けるのが楽しみで参加しました。里山保全にも役立つと思います。食べ物があるとボランティアも集まりやすい。
・先生がいとおしそうにレクチャーされてました。果樹に対してもっと愛情を持って手入れをしたいと思いました。
・スーパーで買ってる時はいかに安いかで選びがちだが、ここまでの背景をイメージして買おうと思います。
・みかんや栗などふだん食べているくだものの樹を、じっくり見る機会があって勉強になりました。
・多種類の果樹にめぐりあい楽しかったです。次回から最低限度、果樹林維持にお役に立てることができたら幸いです。剪定枝の処分についても今後の課題になるかと思います。楽しい活動でした。(山口講師)