里山と暮らす応援講座 果樹編 第二回
10月20日(日)
「手道具の使い方と手入れ、道普請」
応援講座では、毎回かならず手道具の使い方を実習します。よく知っているようで実はわかっていない数々の手道具。午前は鎌やノコギリなどの選び方から安全注意までしっかり学び、午後はさまざまな道具を駆使して、竹の伐採から搬出、杭づくり、ゼロからの道普請を体験してもらいました。みなさん改めて、道具のメンテナンスの大切さや安全について、いろいろな気づきがあったようです。
●みなさんの感想から
・手入れを怠ると作業効率も悪くなるし、自分の体格に合ったものでないとケガをする恐れもある。正しい道具選びとメンテナンスが、早く楽に作業できる基本だと思いました。自分で研いだ鎌でスパッと草が切れたのが快感でした。
・以前、鎌の研ぎ方を習ったがすっかり忘れている。刃を欠いてしまうと大変だということがよくわかった。道具は大切に使おうと思いました。
・このところ動力機械を使うことが多く、手道具がなおざりになりがちでした。目的に応じた刃の使い分けや研ぎの大切さは動力にも通じます。よく切れる刃で効率UP、ひいては安全へとつながるサイクルを習慣づけたいと思います。