森創りあんぜん技術講習の刈払機講習会を行いました。
今回の受講生は、スモールファーム自給塾のOGで、
現在イポイポ村でご活躍の女性3名。
講師も女性がつとめたことから、
講習会は終始女子会のように和やかな雰囲気の中、
畑周りでの使用を想定し、ゆっくりと楽しく進めていきました。
講習会では、本拠地すぐ脇の平地と斜面の二パターンで実習を行います。
この斜面には、開けた果樹林の林床を使うのですが、
講習会を担当する里山倶楽部の講師陣は森林整備を主な活動とする里山事業部に所属しています。
対して受講生の皆様は、同じ里山倶楽部の活動でも、
田畑を主なフィールドとされている方々。
果樹林を里山事業部メンバーは、
「育樹」という木を育てる視点で下刈や剪定などの管理を行い、
果実はその嬉しいご褒美のようなもの。
そして、田畑の視点から見れば、
まさに果樹は「農産物」。
農業と林業、それぞれの想いや楽しみの重なりを
<果樹林>が繋いでくれるような気付きにも恵まれた講習会でした。
“農”と“林”、今はまだ なかなか顔を合わすことの少ない仲間も多くあり、
この実習地の果樹林が、共に得意を活かし合いながら楽しく繋がっていける場所になればと。
共に里山の果樹林(果樹畑)を維持していけたらと…。
ともあれまずは安全から。
道具はとても便利なもの。けれど危険も伴うもの。
それは、動力機械も手道具も基本は同じです。
最初は誰でも初心者。安全にさえ使えていれば、いつかは慣れて上達します。
刈払機を扱うための筋力も、自然と身に付いてきます。
どうぞ講習会での笑顔のまま、
道具とのお付き合いが楽しく続いていきますように。
受講下さった皆様、本当にお疲れ様でした。
<参加者のご感想>
・かからない時は、空ぶかしをする。すごい力でコツがいると思った。
怖いと思った。たかが草刈りではない。なめてかかったらダメ。とても楽しく、このメンバーで受けれてよかった。有難うございました。
・はじめからどんくさい。装備がしまってなかったり、刈り幅がウロウロあった。ちょっとづつ進めないと。
メンテ、逆ネジ、初歩的なこと、一つづつ分かってきた。見たこと聞いたこと、楽しかった。
・草刈り機を扱うのに、刈る場所まで持って斜面を上下移動するのは大変。体験できてよかった。
バランス、細い道、刈っていていも平らな所ばっかりじゃない。ヒヤッとする。キックバック、フルスロットル、硬いもの、衝撃もっとすごくヒヤッとする。たくさん実習できてよかった。