キヤノン学びより ~春夏編~
7月18日(土)
「田んぼしごと&泥染め」
この日は源パラの棚田におじゃまして、モチ米の田んぼを様々なアプローチで体験しました。まずは泥染めの仕込みから。天空広場の上にそびえるテウチグルミの大きな実をすりおろし、その染液に輪ゴムで絞った木の布の手拭いとエコバッグを浸して田んぼの泥の中へ。真っ黄色に染まった手で今度は田んぼの草取りに突入。作業後に染め布を泥から引き揚げて干すと、いろいろな模様が出来上がって歓声があがりました。おやつの半夏生餅を長尾さんのエコカーから電源を引いて田んぼの脇で蒸すあいだ、棚田の水路の泥上げに汗をながしました。泥まみれになるのがなんとも楽しかった一日でした。
(参加者の感想より)
・田の雑草とりが良い勉強になりました。
・どろぞめははじめてだからよかった。どろぞめのもようがうまくできた。
・おやつがおいしかった。おたまじゃくしからカエルになりかけのやつをみた。
・くるみの汁で染めたあと→泥につけたあと→洗ったあと→乾かしたあとと、色がかわっていくのがおもしろかった。同じ作品ができないのもおもしろい。田草が少なくてよかったー。染めの模様はもっとギュ~っとしぼった方がハッキリしたかな、と思いました。田んぼでも色がちがうらしいのも、ほぉ~っと思います。
・クルミの実をおろし、その汁で染める。強烈な渋で布も指も一瞬で茶色に変化。田の泥にひたし今度はねずみ色に。絞った部分が白く残り、今年はまずまずの出来。