<2016.4.29開催>
「焚き火と星と おいしい時間」と題したこの一時は、身体にも、お腹にも、そして心にも美味しい時間。毎回ゆったりとした焚火の織成す空間の中に身を委ねます。春風がまだ少し肌寒く感じる、そんな夕暮れでした。
薪の火で料理した、里山シェフご自慢のお料理に、舌鼓。そして、この日は特別ゲストの<アシタツ&BunKan>さんをお迎えし、大きなクルミの木の下で、夕暮れ音楽会を楽しみました。アシタツさんは芸大のご出身で、ティンホイッスル奏者、BunKanさんは、マンドリンの奏者です。それぞれがご活躍の中、この日は、お二人が組まれた初ステージとのこと。里山の自然と空気の中、日本の曲、世界の曲、オリジナル曲まで、心と体が微笑むような音色を、贅沢にご披露下さいました。
後半では、参加者からも、ハーモニカの演奏、ママのウクレレ伴奏による子供たちの♪友達になるためにの合唱。合唱には小さな手で手話もつけられており、その手話を、たまたま隣に座られていた参加者の女性が、寄り添うようにサポート下さっていました。女性のご職業は小学校の先生でした。誰がどう意図して結びつけたわけでもないこの日のご縁、里山の神様の優しい計らいでしょうか。八百万の神様も、演奏会を楽しんで下さっていたのかもしれませんね。この一時、焚き火の周りは言葉では言い表せないほどの、焚き火の炎よりも温かい、そんな空気に包まれました。
この日に気づいた事。
里山には唱歌の歌詞の世界があります。唱歌を歌い継ぐとき、その歌詞が描かれた景色を守っていくことも、
大切な伝承の要素であると。里山倶楽部の里山保全活動を、少し誇りに感じ、また、そんな活動を音楽家さんとも連携していけたら‥。新たな可能性を感じた夜でした。
多くの人と分かち合いたい里山日和♪ 締めくくりは、星空の下、ウクレレを始めて3カ月のママと、アシタツさんによるキラキラ星の合奏。音楽に国境はなく、心のこもった演奏に、プロもアマチュアも関係ありません。今後も、演奏者も大歓迎(ボランティア)です。
この日、ボランティアで演奏にお越しくださった、
<アシタツ&BunKan>さんに、心より感謝を申し上げます。
そして、ご参加くださった皆様、
演奏をご披露下さったみなさま、
素敵な時間をありがとうございました。
愛しさに包まれた、里山日和でした♪
*参加者のご感想*
・演奏、素晴らしかった。癒されました。
・今度は、妻を誘ってきたいです。
私が担当します