源流米パラダイス第4回「脱穀」体験を開催しました。

2016.10.26 開催しました。


2016.10.15⑬ハーベスター

源流米パラダイス第4回「脱穀」体験

 今年の品種は、コシヒカリ。
4月の初めに種籾を播き、5月の下旬に第1回の「田植え」体験、
10月1日に「稲刈り」をしました。
 棚田は小さな谷あいにあり、日照時間は短く、山からの源流の水はとても冷たい。
そんな条件でのお米作りですから、実りの遅かった前年度を教訓に、
今年は早くに実る、早生(わせ)の品種を選んでいます。
しかも、早生を早生として収穫するのではなく、
育ちのゆっくりなことを想定し、収穫時期は中生(なかて)頃。
そう見越して、じっくりと育ててきた、全部で一反にも満たない棚田のお米さんたち。
その一部は、台風で稲が倒れたり、畦が崩れたり、今年も一筋縄ではいかないお米作りでしたが、
そんな影響で、一足早く収穫し、天日干しと脱穀を経た今年の源流米パラダイスの新米を、
この日は午前中、参加者自ら飯盒で炊くところから体験をスタートしていきました。
~棚田の畦が崩れました~
~棚田の畦が崩れました~
一粒たりとも無駄にできない大切なお米。2016.10.15③飯盒で新米を炊きました
焦がさないよう慎重に、
ハラハラしながら飯盒を見守り、
初めちょろちょろ中パッパ、
泡が噴いたら火を弱め、
炊きあがったら、飯盒をひっくり返す。
見事、大成功で炊き上がりました。
おかずは、持ち寄ったご飯のお供と、
お味噌汁にベーコンエッグ。

自分たちで植えた新米のお味は、格別に美味しかったです。

大人も子供も、全員がおかわりをしていて、飯盒の中は、みるみるご飯が減っていきました。
腹ごしらえのあとは、いよいよメインの脱穀作業です。
~はざかけ~
~はざかけ~
~天日干し米~
~天日干し米~

「はざかけ」をして、秋のお日様をたっぷり浴びた、天日干しのお米を、ハーベスターという機械で脱穀していきました。

途中、稲わらが詰まるハプニングもありながら、それでも機械を使えばあっとう間。
30分とかからず、脱穀は終わり、無事に今年の収穫を完結できました。
田んぼの神様と、この半年に田んぼへ足をお運び下さった全ての方に、心から感謝を申し上げます。
~疲れと汚れに、お疲れさまの足湯~
~疲れと汚れに、山からの水を薪で沸かした、お疲れさまの足湯~
残るは、来年の稲作までに、崩れた棚田の補修をすること。
秋の終わりから冬の間、応援を募りながら、ぼちぼちと、棚田やその周りの整備を進めていきます。
手弁当のボランティア作業ですが、助っ人、どしどし宜しくお願い致しします。
田んぼ補修作業の第一回は、11/13(日)。
平日(休日)の里山しごと」として、イベントカレンダーで応援を募っています。
11/13の昼食には、おかずだけを持参ください。
源流米パラダイスの新米を。振る舞わさせていただきます。
さぁ、稲刈りが終わったら、もう来年のお米作りの準備が始まります。
冬場のパラダイス作りに、乞うご期待下さい。
~おやつの栗まんじゅう~
~おやつの栗まんじゅう~

<参加者のご感想>

・一年を通して参加して、お米のおすそ分けを貰えるのが嬉しい。
・子供がしっかり働いたことに驚いた。
・ごはん、すごく美味しかった。

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