『こんにゃく作り』体験のご報告です♪

2019.2.20 開催しました♪


IMG01773_HDR

<里山と暮らす>をテーマに置くワークショップ「里山日和♪」

新年最初の里山体験は、「こんにゃく作り」でほっこりしました。

1月12日(土)『こんにゃく作り』のご報告です♪

 おでんの具には欠かせないコンニャク。
それは、その名もコンニャク芋を原料に作られています。
サトイモ科の植物で、最初は、生子(キゴ)と呼ばれる親指ほどの種芋を土の中に植え、
一年で約卵大くらい、二年で拳大。
三年かけてようやく両手に乗るほどの大きさに成長します。
IMG01743
こんにゃく作りに使用するのは、概ねこの三年以上の大きさのもの。
ワークショップでは、コンニャク芋の生態や栽培方法も踏まえ、
生芋の皮を剥くところから、こんにゃく作りを体験していただきました。
行程は、至ってシンプル。
最初は、ぐらぐらと沸くへっついさん(かまど)の たっぷりのお湯で、
皮を剥いたコンニャク芋をしっかり茹でます。
その後、ミキサーにかけてよく潰し、練ったり寝かしたりを繰り返しながら固め、
仕上げは再度、羽釜の中でじっくり茹でて完成です。
昔ながらのこんにゃく作りでは、このコンニャクを固める凝固剤に、
木灰を濾した灰汁が用いられていましたが、
現在の生活では、木灰はなかなか入手しにくいもの。
今回は、都会でも比較的に容易に手に入る貝殻焼成カルシウムを用いました。
また、凝固をさせる成型容器には、里山保全で伐りだした竹の器を用いています。
かつて、竹や木製品は、お台所の主力選手でした。
容器作りの端材で竹串やお箸も作り、
ほんの少し、里山ならではの昔の暮らしも楽しみながら、
出来上がったこんにゃくは、竹串に刺して焚き火で炙って田楽や、
大豆を曳いた手作りきなこで、わらび餅の様にして味わいました。
~竹は器にも、燃料(竹炭)にも、食料(たけのこ)にもなる、里山の万能選手🐼!~ 
~竹は器にも、燃料(竹炭)にも、食料(たけのこ)にもなる、里山の万能選手🐼~
こんにゃく芋は、生で口にすると刺すような痛みがあると言われています。
それを、灰汁を使い中和させるという先人の知恵と探求心。
頭が下がる美味しさと、賑やかな時間が心地いい、
新年も心ポカポカ里山日和でした♪
<参加者のご感想>
・去年から参加したかった。前回は都合が合わず、念願の参加。家でも挑戦したい。
・子供がこんにゃくが好きで、是非参加したいと思った。
 こんにゃく美味しくて、子供も喜んでいて嬉しい。
・子供には、思っていた味ではなかったようだけど、楽しかった。
・こんにゃく芋を育ててみようと思う。生態のことも学べてよかった。
・工程はわかったけど、一人でするより、こうやって皆で作るのが楽しい。また皆で作りたい。
~本日のおやつ♪~
~焚き火であぶった、こんにゃく田楽♪~

日 程

~今後の予定~

  • 3/10(日)『春探し&木鹿作り』体験
  • 3/16(土)~17(日)『竹炭焼き』体験
  • 4/14(日)『焚き火と星とレコードNight☆彡』

*3/16(土)夕方~は、『焚き火と星と 珈琲Night☆彡』も開催♪

詳しくは、こちらをご覧ください。⇒<里山日和♪ 3月~4月のラインナップ

里山倶楽部ってどんなところ?

  • 団体概要
  • 里山の達人たち
  • 入会のご案内