『手前味噌の寒仕込み』体験を楽しみました♪

2019.2.20 開催しました♪


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2019年2月2日(土)開催 ワークショップ里山日和♪

『手前味噌の寒仕込み』体験のご報告です♪

毎年恒例となった「手前味噌の寒仕込み」。
今年は、延べ3回もの開催となり、
初めまして方、最近の仲良しさん、数年ぶりとい方々まで、
たくさんの方々が、里山の地へと足を運んでくださいました。IMG00453
お味噌作りは、仕込む前日から始まります。
仕込み用の大豆をたっぷりの水で洗い、一晩浸しておくのですが、
今年の開催前日の朝は、何と持尾は雪化粧。
蛇口をひねれば、氷水の様な冷たさの水が手に触れ、
それでも、クラウドファンディングのご支援で引いて下さった水道のおかげで、
以前の様に、水を汲んでくるという作業はなくなり、
本当に楽になりました。(感謝しています。)
冷たいお水も、とても楽しみなお味噌仕込みの準備とあって、
アドレナリン?でへっちゃら。

今年の大豆は、自然農場の無農薬黒豆さん。
そして米麹は、里山俱楽部の地元、
河南町の山懐で営業をされている「下河内糀屋」さんへお願いし、
里山俱楽部産の無農薬米から、糀を仕込んでいただきました。
地産地消、メイドイン里山俱楽部、
地域のご縁に感謝をしつつ迎えたお味噌作り当日は、
ご参加者の皆さんの手で、へっついさんに薪をくべて大豆を煮、
あくをとったり、差し湯をしたり、羽釜の中で踊る大豆に、
ワクワク心も躍らせながら、約3時間。
炊きあがりを待つ間には、豆乳づくりや、そこから採れたおからで、卯の花も作って味わいました。
こうして、ようやく煮あがった大豆を袋に移し、
両手で体重をかけて潰していきます。
冷えた掌に、大豆から熱が伝わって、仕込みの喜びと賑やかな笑顔に、身体の芯までポッカポカ。
潰した大豆は、塩と米糀に混ぜ合わせ、
空気を抜きながら容器に詰めたら、
あとは里山に漂う素敵な菌ちゃんたちを隠し味に、
時間のしごとを待つだけです。
早ければ、秋風が吹く頃には、お味噌に変身しているはず。
梅雨前の、天地返しもお忘れなく(!)です。

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~初めましてや、お久しぶりです♪ (糀と塩を混ぜ合わせ中)~
~自然農場の鈴木さん(右)と、スモールファーム自給塾4期生のお二方♡ (米糀のお米は、スモールファーム自給塾の中で育てられました。)~
~自然農場の鈴木さん(右)と、スモールファーム自給塾4期生のお二方♡ (米糀のお米は、スモールファーム自給塾の中で育てられました。)~
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冬の寒さは、お味噌にカビが繁殖するのを抑えます。
寒ければ寒いほど、寒さの底が勘所。
「下河内糀屋」さま
糀仕込みの最盛期にも関わらず、
快く持ち込みの仕込み依頼にご対応下さいましたこと、
ご縁に心より感謝を申し上げます。

~ご参加くださったみなさまへ~

上手にカビを防いでいければ、
テイスティングで比べたような、1年物、3年物、5年物まで、
熟成味噌や、オリジナルの合わせ味噌まで楽しめます。
塩と、お米と大豆があれば、
日本人の食卓には欠かせない、主食の白ご飯、
お豆腐や納豆、豆乳、味噌や醤油、日本酒まで、
豊かな食味を味わえます。
どんなお味噌に仕上がるか、まずはカビが生えませんように。
今年も幸せな「手前味噌の寒仕込み」体験でした。
~左:仕込みたて、右:仕込んで一年後~
~左:仕込みたて、右:仕込んで一年後~
<参加者のご感想>
・お味噌作りだけでなく、豆乳や、クルミまで、予想以上に楽しかった。
・楽しかった。
・母親の言っていたイメージ(大変な作業でしんどい)とは全く違い楽しかった。カビが心配。
・楽しかったし、美味しかった。
・スモールファーム自給塾の目指す方向と重なり、豆を作り、皮をむき、糀まで。自分たちで育てたものから、いいパターンになる。
・楽しかった。大勢での作業、大勢での会話、たいへん楽しく、凄く幸せ。私もこういう手しごとが好き。
・主人が現役で今は無理だが、こういう暮らしをしていきたい。

~本日のおやつ:くるみを潰してお味噌と混ぜて「ごへいもち」~
~本日のおやつ:くるみを潰してお味噌と混ぜて「ごへいもち」~

日 程

今後のラインナップ⇒<3月~4月の里山日和♪

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