里山倶楽部自然農場日記2月号 NO145

2021.1.27


切り干し大根

1都7府県に緊急事態宣言が発令されました。コロナ危機はとどまるところを知りません。

今回は私の仕事から見たコロナ対策についての感想を述べたいと思います。

コロナという感染症に対してもっぱら叫ばれているのが対処的な方法ばかり。

手洗い、うがい、マスク、消毒、ソーシャルディスタンス、3密、不用不急の外出自粛等。もちろんこれらの対策は感染を減らし、人に移すことを減らす効果は間違いなくあります。でもどうもこれらの方法をきっちりやればやる程ストレスがたまり個人も社会も限りなく疲弊していかざるを得ません。マスコミも毎日毎日手洗い、マスク、消毒・・・・・・・と同じことしか言いません。どうしてもっと大事なことを言わないのだろうと無農薬農業をしている私は思うのです。

対処療法も大事ですがもっと根本的な対策。それは自分自身に対する根本的なアプローチ。つまり人それぞれが持っている免疫力、抵抗力、解毒力を如何に高めるかという対策です。同じウイルスに感染しても無症状で治ってしまう人、軽い風邪程度で治ってしまう人、入院や集中治療が必要になってしまう人、死んでしまう人。この違いはどこに原因があるのでしょう?その違いの根本原因は人それぞれで違う「自己免疫力」の差だと思うのです。

最近対処療法の最たるものとしてワクチンが盛んに叫ばれていますが、あのインフルエンザワクチンだってインフルエンザを無くすことはできないのです。百歩譲って副作用云々を考えないにしてもワクチンには過大な期待はできないと覚悟していた方が良いと思います。

もう皆さんお分かりでしょう。コロナの感染予防には「食」の改善による免疫力の強化がベストだという事。この「食」はコロナ対策だけでないのはもちろんです。今一番死亡率の高い癌を始めあらゆる健康問題にこの「食」が関わっているのです。農薬や化学物質は免疫力を下げる最たるもの。無農薬野菜を食べて下さい。

2番目に免疫力を高める方法はお日様のもとで適度な運動をすること(家に閉じこもっては駄目)。

3番目に以前この欄で書きましたが身体を冷やさない事。昨年の自然農場日記4月号をもう一度読んでください。

4番目に手洗い、うがい、マスク、ソーシャルディスタンス、外出自粛等とても大事なことです。しかしこれらのことばかりに囚われてそれが不安やストレスになってしまってはいけません。不安やストレスが一番免疫力を下げてしまいます。

これらの方法はすぐに効果が出るものではありません。この日記で過去にも何回も言ってますが、現代の日本人は効果が(結果が)すぐ出るものばかりに目を向けます。時間がかかるものは効率が悪いと否定します。一番分かりやすい例が、農業では化学肥料や農薬を使う。健康面では薬に頼る。手っ取り早く結果を求めると本質を見失い、間違った方向に進んでしまいます。

日本は薬大国(世界の人口比率2%に対して世界中の薬の30%を使用している)です。薬は根本的な解決ではなく対処療法です。今回のコロナワクチンも然り。正しい食、正しい生活習慣こそが完璧な薬なのです。

過大なストレスをためず、やることはやる。でも後は「天におまかせ」くらいの気持ちでこのトンネルをくぐり抜けていきましょう!!

その先には新しい時代が待っているのかも知れません。

 

かずみの農感記

 

昨年末、群馬県高崎市より当農場を見学したいとの問い合わせがあり、2泊3日でなんと軽トラで愛犬と一緒にいらっしゃった「BIOSK」さん。

安心して食べられるものを提供したい。オーガニックを身近に。

という思いから有機野菜や自然食品を扱うオーガニック専門店「BIOSK」の経営をしていらっしゃいます。

お店で扱う商品が、生産者はもちろんどんなところでどのように作られているのか?

ご自身の目でしっかりと確かめてから提供するという素晴らしい方でした。

しかも2泊3日農場の作業を実際に体験!

なかなかできることではないですね。

経験も知識も豊富でたくさんのことを勉強していらっしゃいます。

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